262の法則

 

自分の事を好きでいてくれる人が2割

自分の事をどうでもいいと思ってる人が6割

自分の事を嫌いだと思ってる人が2割

 

262の法則というものらしい。

大抵の人間は上の法則に当てはまるような対人関係が作られるように自然と生きているらしいが、それは個人差があるような気もする。

 

例えば私、どちらかと言うと244の法則な気がする。自覚はあるが、基本どの組織に属しても敵を作ることがまあ多い。覚えのない恨みを買い、勝手に妬まれたり 意見の合わない相手から袋叩きにされたりする。ここまで来ると私の性格に問題があるのだろうと自分を省みたりはするのだが、考えても考えても その明確な理由が見つかることは中々無い。恐らく人間の秩序やモラルといった何かが欠けていて、気付くことすらできない境地まで生きてきてしまったのだと思う。だがその分 希少な2割の人達は 私の事を理解した上で受け入れ、寛大な心で私を護ってくれる。こんな私を面白いと思ってくれる。そのままで良いと笑ってくれる。

そこに甘えていいのかどうかは定かでは無いが、たった2割でも自分を認めてくれる存在が居ることは 何かが欠落した私になんかでも 嬉しいと思う事なのだ。

 

心の底から捻くれているのか、捻くれ者を演じてきただけなのか、いつからか分からなくはなったが 人の好意というものを 屈折なく受け取るのは難しい。嫌いやブスというマイナスな言葉はすぐに鵜呑みにするのに、好き、可愛い等のプラスな評価は自己肯定感が低い人間ほど、素直に受け入れ難くなる。

 

その時私が編み出したのは「そもそも私のような価値の無い人間に嘘を吐いてまで取り入るメリットはないので、この人は多分ポロっと本心を言ってくれたんだな〜」論である。なんとも情けない理論ではあるが、考え方としてはネガティヴが一周まわってポジティヴなので自分に自信が無い人は是非使ってもらいたい。