ハーゲンダッツで分かる性格診断🍨

 

 

人生とは

 

惰性の繰り返しである。

 

 

人によりけりなのは勿論なのだけれど、私の生きてきた22年間は、8割は上記の通りだ。

諦めなかった事、諦めきれなかった事、何とか食いしばって成し遂げた事、ゼロではない。

でも、多くはない。本当に、指を折って数えられる程度の事だけ。

 

極度の面倒臭がりで問題を先送りにするし、要領も良くない。何か趣味や目標を見つけても、ある程度の所で満足してしまうから成長がない。人と比べて負けるのは平気だけど、自分で決めた所まで辿り着けないのは悔しいから、そこだけ。それを乗り越えたら後は妥協して、譲って、折れて、惰性でズルズルと生きた22年間だった。

 

ハーゲンダッツのマルチパックがあるよね。

クッキー&クリームと、ストロベリーと、バニラの三種類が、2つずつ入ってるやつ。

ここでドラフト会議が行われた時、迷わずクッキー&クリームを名指し出来る人種と、被る事を考慮してストロベリーを指名する人種、そもそもドラフト会議に参加しない人種に分けられる。

ここで迷わずクッキー&クリームを選べる人は、基本的に自己肯定感が高い人間だ。賞賛に値する。クッキー&クリームを食べる資格がある。

ここでストロベリーを選ぶ人は、一応遠慮と気遣いを見せつつ、絶対にバニラだけは避けたいという強い意志を感じる。大抵プライドが高い。

会議に参加しない人、つまり最終的に余ったバニラを食べる人は惰性で生きてる人間が殆どだ。万物をどうでもいいと思っている。

 

(上記診断は完全な独自の偏見です。参考になるかは別として、おもろいな、ぐらいの見解でお読み下さい)

 

因みに私は参加しない人種だから、大抵余ったバニラを食べることになる。

でもここだけの話、私本当はハーゲンダッツのバニラは少し苦手なの。バニラの風味が強過ぎて、甘さがしんどくなったりする。かと言って態々「私ハーゲンダッツのバニラ苦手だから、クッキー&クリームかストロベリーが良い!」なんて言える程のキャラクター性は生憎持ち合わせていない。だからハーゲンダッツのマルチパックが現れた瞬間、私は試合を放棄する。始まる前から負けている。そんな根性無しは一生、クッキー&クリームどころかストロベリーすら食べられない。食べる資格も無い。

ハーゲンダッツのバニラ、2~3口目迄は、美味しい。コーヒーかけると、最後まで美味しい。

 

完璧主義、という言葉があるけれど相反する立場にいる私は言わば杜撰主義だ。

いいかげん、まあ、聞こえは悪いんだけれど。

でも漢字にすると 良い(好い)加減。ニュアンスが一気に変わる様な気がする。良い塩梅、とかそういう風な印象。悪くない。悪くないよね?

何かを諦めたり、辞めたり、捨てたりする事って別に悪い事じゃないもんなあ。

 自分の持ってる荷物を下ろして、整理して、要らないものを置いていく。その分リュックの空いたスペースに、好きなモノ詰め込めたら最高だね。アイスはガツンとみかんが一番好きです。

 

好い加減で生きてこう、惰性でもいいじゃん。

コーヒーバニラフロート、美味しいもんね。