レイトショーが好き

 

 

まず初めに。

 

明けましておめでとう、今年も宜しくどうぞ。

 

挨拶もそこそこに私の今年の目標というか、密かな野望を話しておきたい。

仕事関連とかそんな大それた事では無くて、もっと個人的な趣味の話になるのだけれど 

 

沢山の映画が見たい。それだけ。

 

先程、今年一発目の鑑賞「屍人荘の殺人」を見終えてきたのだが 評判通り ラストシーンは「そんな終わり方ってある…?」と疑いまくってエンドロールが終わり場内に灯りが付いた後も、しばらく放心状態になってしまう程だった。

というか、ラストだけでなく内容的にも正直期待外れだった。フラグも視聴者が見て分かりすぎる程ビンビンに立ちまくっていたので、ストーリーの進行上の意外性は見受けられなかったし、詰めが甘いと感じる部分や 納得がいっていない疑問点が幾つか残った。

 

以下 限りなくネタバレに近いので 

見る予定がある人は読まないように!

尚、既に見たよって方は意見を下さると大変有難いと思っております。

 

 

私が気になった疑問点は大きく分けて3つ。

まず1つ目、最後までバイオテロを起こした犯人、動機、原因が明かされなかったこと。

原作で明かされているのか、映画の尺的にカットになったのか、それは分からないがゾンビ×ミステリーという収集がつき難い題材であるのが 凄く裏目に出ている。ゾンビという非現実的なモノを取り入れる場合、裏付けはハッキリさせておいた方が視聴者も見易いのに、と思ったり。

2つ目はエレベーターの前に落ちていた比留子のスマートフォン。あの部分、必要だったんですかね?美冬がスマートフォンをわざと落として、ペンションへ招き入れてもらう手口を 指摘する為に必要なアクションだったとしても こじつけが凄いというか。逆に比留子のスマートフォンは何故あんなところに落ちていたのか、いつ落としたものなのか、変に間潜ってしまって余計な情報だなあと。

3つめは、サークルの合宿を中止するよう脅迫状を書いた犯人の事。

終盤でサラッと、「書いたのは俺です」って自白した奴がいたけど、それも動機が充分に説明されていなかったなあ、とガッカリ。

「合宿が中止になると思って…」って言う発言はあったものの、何故中止になって欲しいのか、それほどまでに開催を拒む理由があったのか…その真相は明かされないままだった。やはり、原作のあるものを2時間でまとめるのは難しい事なのだろう。

 

期待値を遥かに下回る作品で、正直残念である。(中村倫也も、メインキャストという割に出番がほぼ無かったので悲しい)

浜辺美波神木隆之介はめちゃくちゃ可愛いので、2人を愛でる事に対価を払いたい人は是非映画館へ。それ以外は見なくていいと思います。

 

以上!