ノンケたちへ

 

 

給料日前の土日、高い肉ですき焼きして、食後にシャインマスカットとピオーネを、死ぬほど食らった。Amazonプライムで 観たい映画やYouTubeをダラダラと見ながら 幸せだなあ、と久々に感じた。

余った肉を、後輩は翌日のお昼に肉うどんにして出してくれた。

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NANAを久々に観た。

ナナがハチに愛らしさ故、両手で頬を包み込んでキスをするシーンがある。恋愛感情とは無縁の 愛おしいやありがとうの気持ちでする同性に対してのキスだ。

そういう感情、私はノンケじゃないから分からないが 高校の時 そんな事を言われた事があるなあと思い出した。

全くその気がない女友達に、「なんか今、ちゅーしたくなっちゃった」と照れ笑いしながら言われた高3の冬。

私はその時、人生で最愛とも言えた彼女に振られ凄く傷心中だったので お情けで言われているのだと勝手に解釈したが 実際の所その子がどういう感情で言っていたのかは未だに分からない。

別の女友達にも、上京する前にカラオケボックスで 恋愛感情なのかハッキリ分からないけど 離れたくない、私の事なんて忘れちゃうんでしょう?と泣かれた記憶も蘇る。その子は今しっかり専門で出会った男の子と付き合って、逆に忘れてんのは今やそっちの方じゃね?とツッコミたくもなるが ノンケの彼女等は一体どんなつもりで そういう事を言い放つのだろう。心臓に悪いので辞めて頂きたい。

ノンケはいつも私の心の中を掻き乱す。

私はギャンブラーでは無いので、そもそも同志出ないと恋愛対象として見ない事にしている。なのに、向こうはこっちの気も知らず ヌケヌケと好きだのなんだの言ってくるのだ。

まあ、そんな体験社会人になってからはあまり無いので、彼女等にとっては若気の至りだったのだろうと憶測する事しか出来ないのだが。

 

LINEって高校生の時ほど、ワクワクやドキドキが生まれないよな。

好きな人が居ないせいなんだろうけど、返事を待っている間とか送る内容を躊躇したりだとか、そういう事ってめっきり減った。というか皆無だ。友達や会社の人達と連絡する手段でしかない。何をあんなに話すことがあったのだろう、好きな人とのLINEって。

上京してからというものの、彼女が奇跡的に出来てもLINEは私にとって連絡手段にしかならなかった。相手の事をそれほど好きでなかったのかと言われると、それは違くて 確かに付き合っていた間は相手に対して好意があったのだが、単純に LINEで繋ぎ止めようという感覚が失われたんだと思う。LINEを介して相手を愛おしいと思う事、それが無くなったのだ。

大人になったということなのか、つまらん大人になったのかそれは分からないが。

 

好きな人の返事を待ってる時ってどんなだっけ?

好きな人を考えてる時ってどんなだっけ?

 

忘れたけど、なんかそういう感覚を楽しめた高校って若かったんだな。

 

このブログを見た人は何らかの方法で私に教えて欲しい。今もまだLINEが楽しいという感覚があるのかどうか、若しくは楽しいと感じたのはいつまでだったか、どうやったらその感覚を取り戻せるのか。

 

SNS、本当は全部やめたいんだけどな。