正月が怖い

 

 

久々に結婚式に出席した。従兄弟の結婚式だ。

正直親戚に会うのはとても億劫。会う度に色々私生活について追求されるのが苦でしかないのでどうやり過ごすかという事ばかり考えて居たが 無事に終えることが出来て良かったと思う。

 

新郎側の親族として参列した訳だが、家族婚ということで とても小ぢんまりとした挙式だった。その分上記のような干渉発言も多くはあったが下手に式自体が長引く事もなく結果的には有難かったかもしれない。

 

新郎の母(つまりは私の叔母)には毎度悩まされる。悪い人ではないのだが、会う度に彼氏の有無や結婚、ウエディングドレス早く見たいわ〜なんて心にも無いことを言われるので 苦笑いが精一杯だ。このブログを読んでくれてる人達の層からすれば私がウエディングドレスを着てる姿なんて想像出来ないだろうし、したくもないだろうし、なんなら鼻で笑っていると思う。

今の時代「結婚=幸せ」と考えている人ばかりでは無いと思うが やはり何も知らない叔母や親族からしたら 普通に幸せになる事に何ら疑問を抱いていないのだろう。

 

誤解しないで貰いたいのは、私は別に結婚する人たちを馬鹿にしている訳では無いということだ。結婚式も 幸せに満ち溢れ誰もが祝福するあの空間自体は苦手ではない。寧ろ大切な友達やお世話になった人の結婚式は参列したいし、直接祝える有り難い機会だと思っている。

自分にとって大切な人達が幸せになる人生のターニングポイントを見守ることが出来るのは、素直に喜ばしいことである。

 

ただ、私の ライフプランに結婚が含まれていないだけ。

 

今回結婚した従兄弟は三兄弟の長男で、下には2人弟がいる。次男は私の4個上で、三男は今年20歳になる大学生だ。次男は都内の銀行マンをしているらしいが、12月付で退職し海外へ飛ぶらしい。ワーキングホリデーと言う奴だ。

銀行に勤めだしたと聞いた時は やっぱり手堅いなあ、と思っていたが 「俺仕事辞めて海外行く〜多分なんとかなる〜」という発言自体、得に驚きもなかった。次男は典型的な 自由奔放タイプなので 私は そういう行動力のあるところは素直に尊敬している。

私の仕事の事も特段馬鹿にする訳でもなく、冷静に分析した上で労いの言葉をかけてくれるあたり 出来た人間だなと自分との差を感じまた勝手に自己嫌悪に陥った。

 

出来た歳の近い親戚が居ると 比較される事は多い。増してや私は女である上に体力仕事だというのは 母からすれば 周囲から啄かれる対象だろう。結婚の見通しもない上に(カム済み)、いつどうなるかもわからない職種でブラック企業に勤める娘を持つ母には常々申し訳ない気持ちでいっぱいだ。バツイチ子持ちの末、今の父との間に身ごもった子どもが成長したらレズビアンだったなんて 母もなかなかに不幸体質である。

 

 

これから結婚する私の大切な友人達へ

幸多からんことを。