高校生編

 

 

高校生になってから、Twitterを始めた。

始めた理由(きっかけ)は割愛する。今となっては凄くどうでもいいことなので。

 

高校生編、と書いておきながら 実際は Twitter編 なのかもしれない。学校に行って部活をして帰ってきて、Twitterで夜更かしをして、学校には殆ど寝に行ってるような状態だった。

勿論高校でも勉強なんて殆どしていない。

威張れる事じゃないけど。テストで赤点はしょっちゅうだったし、補習授業も嫌という程出ている。筋金入りの馬鹿だった。

現代文と体育、それから部活。それ以外何も出来なかった。

高校に入ってからは中学まで続けていた運動部をあっさり辞めて、高校で1番初めにできた友達にくっ付いて見学に行った演劇部に何となく入部した。ここでの活動が今の職種に直結する事になるけど、その話も 過去ログの 脚本と演技と私 - 六畳人間の体育座りに詳しく書いたのでまたまた割愛する。

 

高校の友達は、数名いる。現在も親交のある人はほんのひと握りだけど 当時はお友達が割と、沢山いた気がする。

教科書を忘れた時に貸してくれる人には困らなかったし、バレンタインのチョコも男子に負けず劣らず沢山貰えた。正直気持ち良かった。

あれだけ沢山の人たちと関わってきていたのに、今でも関わりがあるのは片手に収まる人数しか居ないのだから 高校生の人脈は当てにならない。教科書を貸し借りしていたあの子も、チョコレートをくれたあの子も、慕ってくれた後輩も、今や何処で何をしているのか、知らない。

 

その代わり、と言ってはなんだけど、高校生の時にTwitterで出会ったフォロワー達とは殆どの人が未だに親交がある。

高校、専門学校を卒業して、一人暮らしを初めて、社会人4年目になった今でも ずっと関わりのある人達がTwitterには沢山いる。約8年間という時間、私はネットでできた友人達と未だ時間を共有している。

勿論、その人達のことだって全てを知っているわけじゃない。普段どういう生活を送って居るか、恋人の有無、職業、年齢。知っていたり知らなかったりする、それも様々だ。

だけどタイムラインをサッと流し見するのは変わらず日課であって、呟かない日はあれど目を通さなかった日はこの8年間ないと思う。立派な生活の一部だ。

 

最近SNSでの事件が多いから、知らない人と会う恐怖心や警戒心を誰もが持たなければならないって再認識するきっかけになるけど、SNSで知り合った人と会ったりすること自体が悪な訳では、決してない。事件を起こすような事を考えるその人自身が問題なだけで、普通に生活していたら仲良くなれなかったような人と出会い、丁度いい距離感で 何年も繋がりをもてるのがSNSの良さだ。SNSでの出会いを完全な悪にしないで欲しい。そこでの出会いに救われる人が絶対に居るから。少なくとも高校生の私はそうだった。

 

正直こんなにも長く、連絡を取りあって遊びに出かけたり、集まれたりする友人ができるとは思っていなかった。 上記にも書いた通り学校や会社で出会っていたら絶対に仲良くなれなかっただろうな、と思う人もいる。というか大半がそう。その人の人間的な面白さに気付く事が出来なかった。 

今FF内にいる人たちの事は僭越ながらツイートちゃんと見てます。(またまた、そんなこと言って〜どうせ僕/私のツイートは見てないでしょ。反応もないし)って思ってるそこの貴方のツイートもしっかり見てます。なんせ2桁だからねFF。勝手に イラスト上手だな〜とか 毎日しんどそう、心配だな、とか試験受かって良かったね〜!!とか 仕事忙しくて大変そうだな、とか 好きな人と上手くいってて良いな〜!とか 色々思ってるよ。 全員に共通して心の底から思ってるのは幸せになってね。です。

 

 

正直、高校での記憶はあまり思い出したくない事が多くて、今でもたまに唐突に思い出してはマスクの下で変な顔をしたり『ぬ"ぁ"っ!!!』と叫んだりして、自分の脳内から追い出そうとする時があるくらいだから、Twitterの話に逃げちゃって部分もあります。

高校生という大人と子どもの狭間を綺麗な思い出として取っておくことが出来る人はそんなに多くないと思う。規模に差はあれど、皆何かしら思い出したくない記憶とか掘り返されると消えたくなるような記憶が絶対にあるはず。

楽しかった記憶より、そういうマイナスな記憶が先に蘇る人は私と友達になってクダサイ。

 

高校での友達の話題に触れるとしたら、卒業間際に急激に仲良くなった友達🧠💭 - 六畳人間の体育座りが居るってことぐらい。

この2人は本当に大好き。暫く話してなくても昨日まで遊んでたよね、みたいなテンションで話が出来て、楽しいことも嫌な事も、全部笑いに変えてくれるから。高校で得られた唯一の宝者です。まあ、楽し過ぎて会った後や電話が終わった後、何話してたのか一切覚えてないんだけどね。中身のある会話もいいけど、頭空っぽになるくらいガハハし合える関係ってとても幸だと思う。

この2人とは美術の選択授業で仲良くなったんだけど、卒業課題をほっぽりだして美術室の後ろで週1.2ずっと遊んでた。動画撮って編集したり、くっだらない下ネタでワイワイ騒いだり、卒業式の後にカラオケでオールしたり、アニメ鑑賞会したり、ディズニーに行ったり、お泊まり会したり。

本当に卒業の1.2か月前に仲良くなったもんだから、未だに「もっと早くお互いのこと知れてたら良かったね」って話すけど それはそれ、これはこれ。

 

そんな友達のうちの一人が、目出度くこの度入籍する事になったそうで。

話は高校編から少し脱線するけど、私の身近なリアルの友達が結婚するのは初めてで 心の底から本当に嬉しかった。楽しい家庭を築きたいって言ってたその1歩が叶ったと思うと自分の事のように嬉しい。その報告を受けられた事自体が、幸せ以外の何でもない。おめでとう。大好きだよ。(ブログ読んでるか分かんないけど)

 

高校生編、長くなったし脱線したし、半分はTwitterの話だったけど 私と仲良くしてくれる人達本当にありがとう、という事と 幸せになってね、という気持ちが伝わるといいなと思います。これにて。

 

高校生編 [完]