少年ジャンプの主人公とは仲良くなれない

 

 

少年ジャンプの主人公になりたいと思える人間になりたかった。否、その境地にも今は到達していない。

 

鬼滅の刃が社会的ブームを起こしていますが、どうしても主人公に苛立たしさを覚えてしまう自分がいる。素直に感情移入が出来ない。

本誌が最終話に近付いた時、会社の昼休みに読んでオイオイとデスクで号泣したけれど自分自身メンタルが追い込まれていたのもあり、今の状況で涙が出るかは些か疑問である。

いや、面白かったし好きなんだけどね。テンポが良くて読みやすかった。変に引きずらなかったし。

 

友情、努力、勝利が少年ジャンプの三大原則と言われているがこの3つの中で私が今ギリギリ保てているのは友情の部分だけである。

いや、ほんとに友人にはすごく恵まれているからギリギリなんて言うと大変烏滸がましいんだけれど恩恵を受けてばかりで自分が友人のために動けているかというと、そうでは無いな…という部分でのギリギリなのでそこは汲み取って欲しい。

 

改めて凄いよなあ、少年ジャンプの主人公。

 

2次元のキャラクターを好きになる定理として、「自分と共通点があるキャラクター」を好む傾向にあるという事例が多々あるらしいがそれを踏まえると、漫画大好きだけど、主人公を好きになる事って今まで1度も無いから自分は主人公には程遠いのだと思う。

 

ちなみに私が好きになりがちなキャラクターは大きく括ると「奇想天外」「女好き」「子どもっぽい」「変人」「自由人」「まともじゃない」「偏屈」とかが挙げられる。

自分の事、変な人だとは思ってないけど何となく他者から言われる印象としては共通する部分は多い気もする。

 

多分、好き=Loveではなく憧れている節があるのだろうな。

 

仲良くなれない、竈門炭治郎とは…